・間取りはバランスが重要
良い間取りは、家のバランスを均等に保ってくれます。しかし家のバランスが取れるほどの間取りはそうそうなく、残念ながらどこか偏っているのが現実です。でも言い換えれば、間取りの悩みを取り除くには、バランスを整えることが重要になります。
家の間取りを見ていてよく思うことですが、良い家は必ず「家のバランス」がとても良いことが多いです。家全体のバランスがいいので、間取りに無理が無くキレイにまとまっているんですね。バランスの悪さは広さや明るさ、配線など様々な問題の原因になります。
特に広さに関してはイメージしやすいのではないでしょうか。家具を十分に置けるスペースを確保したり、
収納スペースをきちんと用意するなど工夫が必要です。収納スペースは意外と削りがちなポイントですが、ここを削ってリビングの広さを確保しても物が散らかって清潔な室内とは程遠くなります。
土地の広さには限りがあるからこそ、収納スペースなど生活に欠かせない空間は削らず確保する工夫が間取り決めに求められるのです。
・プロから間取りのアドバイスを貰おう!
注文住宅を提供しているハウスメーカーに相談すれば、プロから間取りのアドバイスをもらうことができます。
間取りは部屋を適当に配置するだけではなく、人の動きや採光、風の通り道などを考えて設計する必要があるため、プロのアドバイスはとても参考になります。
・収納スペースは十分に確保しよう
特に注意したいのが、収納スペースの確保についてです。
収納スペースが少ないと、部屋のスペースを潰して収納することになりますので、必ず一定以上の割合で収納できる場所を設けておく必要があります。
間取り全体の1割程度を収納にあてるのが一般的だと言われていて、場合によっては屋根裏収納や壁面収納などの設計も取り入れると、スペースを有効活用することができます。
・コンセントの配置に気を付ける
コンセントの配置はよく考えて設計しないと、生活する時に不便を感じてしまいます。
特にテレビのアンテナコンセントについては、どこにテレビを配置するのかを決定づけることになるので、気を使って配置しましょう。