子どものいる家庭で新築一戸建てを建築する際には、より教育によい子供部屋を作りたいと考えるもの。住宅を建てる際のもっとも大きなテーマだと思う人も多いのではないでしょうか。
しかし子供部屋の考え方はさまざまですし、子どもが2人、3人いる場合は部屋割りをどうすればよいかなど、考えることが本当にたくさんあります。
・間取りの取り方「勉強部屋」
子供の勉強部屋は、間取りを考える上で、悩めるポイントのひとつです。
どの程度の広さにするのか? TVを置くべきかどうか?など、親として子供の学習環境を整えながら快適に過ごせる空間を、確保してあげないといけません。
・子供部屋は狭い方がいい
子供部屋は、それほど広く間取りを取らない方がいいと思います。
なぜなら広過ぎると、気が散って勉強しにくくなるからです。
大体、6畳程度の広さがあれば十分だと思います。
可能であるなら、3畳程度の広さの個室勉強部屋を別に設けてやると、勉強とリラックスのメリハリがつきやすくなるでしょう。
・子供部屋にTVは置かないのもアリ
TVは家族が揃うリビングで見るようにして、子供部屋にはTVを置かない家庭もあるようです。
仮に子供部屋にTVを置いてしまうと、そこから出なくなってしまう恐れがありますので、その点を考慮した上で子供部屋の間取りや、家電の配置などを考えるといいでしょう。
・方角は南側よりも北側がいい
住宅は何かと南向きが良いといわれているので、子供部屋においても日当りのよい南側の部屋を与えてあげたいと考える親御さんが多いようです。しかし、実は北側の部屋のほうが、季節などに採光を左右されないため勉強に集中しやすいのだとか。
また、子どもが子供部屋を利用するのは、小学生から高校卒業ごろまでのおよそ10年前後だといわれていますので、将来的なことも加味した上で子供部屋の場所を検討しましょう。
・間仕切りができる子ども部屋
間仕切りできるよう梁をつくっておき、そこから将来的に間仕切りできれば、子どもが小さいころは広々と使え、思春期を迎えたらプライバシーを確保できるように子供部屋を変更することが可能です。